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タンザニア赤十字社難民支援事業


看護師 関塚美穂

 中央アフリカ東部のタンザニア連合共和国の北西部にあるキゴマ州には、2009年1月現在なお、1990年代の政情不安・部族紛争・食糧危機により発生したコンゴ民主共和国人難民、ブルンジ共和国人難民が生活する難民キャンプが3つ残っています。日本赤十字社は、これら3つの難民キャンプ内でタンザニア赤十字社が行っている診療活動・疾病予防・母子保健活動に必要な資機材や医薬品などの支援を行っています。私の仕事は、タンザニア赤十字社の医療保健活動に参加し、サービスの向上について一緒に考えること、日本赤十字社からの支援金が適切に使用されているか確認することです。
 この支援事業の主役は、タンザニア赤十字社のボランティアの人たちです。彼らは、隣国からの難民の人々を助けるために自分の家族と離れ、タンザニアの中でも一番発展が遅れているキゴマの過疎地で、月々のわずかな手当てで不自由な生活をしながらも活動を続けています。彼らの存在なくしては実際のニーズに即した形あるサービスを提供することはできません。とはいえ、活動するためには資金が必要です。私は現地で、遠く離れた日本から「難民の人々を助けたい」と寄せていただく寄付金の大切さと、現地で実際の支援活動をするボランティアの人々の大切さの両方を感じています。
 文化・生活習慣の違いや言葉の壁等に戸惑い、悩むことは度々ありますが、現地の人々の笑顔に支えられ、「ポレポレ(ゆっくりと)」を合言葉に、今日も彼らと力を合わせて、一人でも多くの難民の疾病からの回復、健康維持のために頑張っています。


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