当院について

院長あいさつ

    院長 石川 清

2014年に当院は創立100周年を迎え、本年は新たな100年に向けて3年目の年になります。 本年はいろいろな意味で新たな歴史を創っていく基礎固めの年になるかと思います。
いま病院を取り巻く環境は大きく変化し、病院には大きな変革が求められています。特に、団塊の世代が後期高齢者となる2025年に向けて、国が推進している医療政策である地域医療ビジョン「機能分化と医療連携」は、より一層拍車がかかるものと思われます。地域医療ビジョンでは、当院がその中心的な役割を担うことになり、その役割は高度急性期医療です。当院はこれから、100年をかけて築いてきた歴史と伝統、すなわち、赤十字病院としての災害医療や国際救援、高度急性期医療としての救急医療、高度医療、周産期医療、がん医療など当院が得意とする医療を引き継ぎながら、そしてそれらをさらに発展させ新たな歴史を創っていくことになります。
新たな歴史を創っていく中で、ソフト面としては、昨年から取り組み始めたJCI取得があります。JCIとはJoint Commission Internationalの略で、「医療の質と患者安全」について世界で最も厳しい基準を持つ医療施設の評価機構です。JCIでは全病院的、継続的な取り組みが必要であり、そのために昨年4月、「医療の質向上・人材育成センター」を立ち上げました。来年度のJCI取得を新たな目標として掲げ、全職員が一丸となって取り組んでいます。併せて、2012年から導入しているコーチングを活かした人材育成にも積極的に取り組んでまいります。
また、ハード面としては、昨年病院が造った新しい道路(昨年11月完成)と市道との交換が2月初めに行われます。これにより、当院の悲願でありました南側駐車場と建物敷地の一体化が実現します。これは、将来構想を実現するスタートとなるものであり、当院が将来に向けて発展していくための基礎となるものです。そして、市への都市計画提案・承認に引き続いて、創立100周年記念事業である「日赤愛知災害医療センター棟」の建築が始まります。いつ発生するか分からない南海トラフ地震に対して名古屋市東部の災害医療の拠点となる本事業は、地域からも大きな期待が寄せられています。
ソフト面、ハード面両方の基礎固めを進めつつ、当院のホスピタルミッションである「医療の質と安全とサービスでトップレベルの病院」「人材が集まり、人材が育ち、人材を育てる病院」「社会に貢献するモラルの高い病院」を目指していきたいと思います。
これからも地域住民の皆さまのご期待に応えられるよう、職員一丸となって頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。