院長あいさつ

   院長 佐藤 公治

2018年4月に院長を拝命しました佐藤公治(さとうこうじ)です。当院は1914年に八事地区に結核療養所として開設され、104年の伝統のある病院です。今では800床を超え、職員2000人規模の大病院と成りました。私たちは、赤十字精神を基本に、医療人としての倫理を守り、医療の質の向上に努め、患者さん中心の医療を実践します。当院は2018年3月に国際的な病院機能評価であるJCIの認証を、中部地方で初めて取得しました(写真1)。これはより良い医療の質の向上と患者安全に取り組む病院としての国際的な証です。私たちは今後も「思いやりのこころを大切に」をモットーとし、地域に根付く信頼される医療を提供できるよう精進してまいります。安心安全な医療が基本です。

 

地域からの当院に対する期待は、高度医療と救急医療であると考えています。当院の強みは、総合病院であり各科や部門が機能的に動けるところです。高齢化社会を迎え、いくつも疾患を抱える(合併症が多い)患者さんに、私たちは一つの専門科だけでなく多職種でチーム医療を行い、また院内院外の医療連携を密にして対応します。一つの施設で治療を完結するのではなく、地域のなかで医療や介護を行っていく、いわゆる地域包括ケアの一端を高度急性期病院として担います。医師会や各医療機関などとの地域医療連携を以前から重視しています。患者支援センターを設置し、入院前から退院後までシームレスに患者さんに寄り添って支援します。

 

当院は初期研修医、専攻医、看護師など医療者の臨床教育の場でもあります。大学病院と連携し卒後研修を行い、患者さんに対して親身になれる良質な医療者を育てます。また私たちスタッフ一人ひとりが向上心を持ち自己研鑽に励みます。こころ優しい、より良い人材を育成します。

 

災害医療を中心とする国内救護や国際医療救援活動は赤十字の要の事業の一つです。当院は県の災害拠点病院や日本赤十字社の国際医療救援拠点病院に指定されています。今後も国内そして、世界に困っている方がいる限り職員を派遣していきたいと思います。2019年度には「日赤愛知災害医療センター棟」が建築できる予定です。危惧されている南海トラフ大地震の際には名古屋市東部の災害医療の拠点となり、発災直後の急性期から継続的な災害医療に携わってまいります。

 

関行雄副院長、野口善令副院長、田嶋一喜副院長、吉田幸彦副院長、伊藤明子副院長兼看護部長、池上健二管理局長兼業務部長、伊藤豊経理部長と私の幹部8名で病院を支えます(写真2)。信頼され魅力ある、より良い病院を目指し、私たちは職員一丸となって地域に貢献してまいります。

写真1 JCI認証を取得

写真2 当院の幹部たち