当院について

院長あいさつ

いよいよポストコロナの時代を迎えました。世間ではコロナ収束にむけての活動が強まっており、3月からはマスク着用が原則として個人の判断にゆだねられることになりました。ウイルスとの共生は続いていきますが、平穏な生活が少しずつ戻ってきたように感じます。しかし、病院内では感染による影響を受けやすい患者さんを守るために、引き続きマスク着用をお願いしてまいります。ご持参いただけるよう、ご協力をお願いいたします。

さて新年度となり、当院も多くの職員を迎えました。新たな仲間とともに、コミュニケーション・チームワークを大切に、患者さんに寄り添った医療を提供していきたいと思います。

昨年度はロボット手術室とスマート手術室を増設しました。他にも最新の血管撮影装置(バイプレーン)、リハビリトレーニングの最新ロボット等を導入しており、設備の充実をはかっています。これらを活用し、患者さんの早期回復に貢献していきたいと考えています。

今年の10月には3度目のJCI受審を予定しています。JCIは病院の医療の質に対する国際的審査です。医療の質の担保は患者さんにとっても、職員が誇りをもって働くためにも重要なことです。医療の質の追求に終わりはありません。当院に期待されている高度な医療と救急、災害医療を全うするために質のいい医療を目指します。

これからも地域医療の最後の砦として、皆さまから信頼される安心安全な病院であり続けるため、「いかなる時も地域を守る」をモットーに凛として品の良い病院を目指し、職員一丸となって取り組んでまいります。一層のご理解とご支援をいただけますと幸いです。

2023年4月1日
日本赤十字社愛知医療センター
名古屋第二病院 病院長
佐藤公治