曲がった鼻を治す

斜鼻とは

斜鼻とは、鼻筋が曲がっている状態をいいます。 斜鼻には鼻骨の曲がりによる骨性斜鼻と、鼻中隔軟骨の鼻背側の彎曲による軟骨性斜鼻があります。斜鼻の大多数を占める外傷性のものでは、骨性斜鼻と軟骨性斜鼻が合併していることが多く、骨性部分と軟骨性部分の変形を同時に治療する必要があります。

鼻中隔彎曲症

鼻の中を左右に隔てている壁が鼻中隔で、鼻中隔が左右どちらかに突出している状態を鼻中隔彎曲症といいます。 彎曲のため鼻づまりがひどい場合や慢性副鼻腔炎を引き起こす場合、耳鼻咽喉科での手術が必要になります。鼻中隔彎曲矯正術だけでは斜鼻変形を治すことはできません。

オープンライノプラスティ

骨性斜鼻に対しては、鼻の中の切開からノミで鼻骨を骨切りして移動させ、左右対称の位置に組み立て直します。軟骨性斜鼻の治療では軟骨の複雑な操作が必要になりますので、広い視野を確保できるオープンライノプラスティと呼ばれる方法を選択します。
左右の鼻孔の中から鼻柱に連続させる切開を行い(図1)、皮膚をめくりあげて、鼻中隔軟骨、大鼻翼軟骨、外側鼻軟骨などの軟骨を露出させます(図2)。鼻中隔軟骨中央の彎曲部分を切除します。残された鼻中隔軟骨をまっすぐにし、大鼻翼軟骨、外側鼻軟骨の偏りを治し、摘出した鼻中隔軟骨を適当な部位に移植して鼻の形を整えます。

→ 「形成外科」はこちら