2018年11月、新たに『ロコモ外来』が開設されました。
高齢社会の到来で、介護を必要とする方が増えています。運動器障害が原因で移動能力が低下し、介護が必要になりそうな状態をロコモティブ症候群(ロコモ)と言います。運動器の障害としては、変形性脊椎症(腰部脊柱管狭窄症)、変形性膝関節症や、骨粗鬆症にともなう骨折などが多く見られます。健康な生活を長く続けるには、ロコモにならないような生活が重要です。今後、当院ではロコモ予防に対してさらに注力すべく、ロコモ外来を開設しました。変形性脊椎症・関節症・骨粗鬆症など運動器障害の評価、ロコモが進行しないような生活スタイルの提案、進行防止のための運動指導などを行う外来です。何らかの運動器疾患を有し、疼痛や歩行障害が出ている方が対象となります。