近年乳がん患者数は増加傾向で、女性のがんの罹患率第一位です。
乳腺疾患は専門的な知識と技術が必要な分野です。私たちは乳腺専門医3名をはじめとし、診断から治療、終末期まで科学的根拠(エビデンス)に基づいた専門的な医療を提供しています。正確な診断、治療を行うとともに、分りやすい説明を心がけ、十分なご理解(インフォームドコンセント)を得たうえで、それぞれの患者さんに最も適した治療をお勧めしています。
手術は整容性を考慮し、迅速丁寧、早期退院を心掛けています。
また、治療には薬物療法が欠かせません。化学療法を行う際には、外来化学療法センターで安全に、安心して治療を受けられるよう他職種と連携してサポートしていきます。
顔写真 | 役職名 氏 名 |
資 格 取得年 |
主な専門領域 | 資 格 |
乳腺外科部長 小林 尚美 |
平成4年 | 乳腺外科 | 日本乳癌学会乳腺専門医・乳腺指導医、日本外科学会専門医、検診マンモグラフィ読影指導医、日本オンコプラスティックサージェリー学会乳房再建用エキスパンダー/インプラント責任医師、医学博士 |
役職名 氏 名 |
資 格 取得年 |
主な専門領域 | 資 格 |
乳腺外科副部長 山内康平 |
平成15年 | 乳腺外科・消化器外科 | 日本外科学会外科専門医、日本乳癌学会乳腺指導医・専門医・評議員、検診マンモグラフィ読影試験認定医、医師会認定産業医、日本乳房オンコプラスティックサージェリー学会乳房再建用エキスパンダー/インプラント責任医師、医学博士 |
乳がんは早期発見が大事です。40代以上の女性にはマンモグラフィ検診をお勧め頂き、2次精査はぜひ当院へご紹介ください。
また、当院では地域医療連携センターを中心としてがん地域連携パスを運用しています。地域の先生方からご紹介いただいた乳がん症例を当科で手術・放射線治療・薬物療法を導入したのちにお返しし、必要な検査のみを当院で行うようながん地域連携パスを適用し、共同してfollowしていく体制が整っています。また年1回「八事乳腺カンファレンス」を当院で開催し、乳腺疾患のトピックスについて講演会を行っています。