多くの臨床の先生方にとりまして、病理とは取っ付き難く、一種不可解な印象をお持ちかと思います。私どもは先生方との対話に基づいた“顔の見える病理診断”を行っていきたいと思っています。 病理組織・細胞診標本をただ検鏡し報告するのではなく、先生方のご提示された臨床所見や画像所見等と対比しつつ、臨床と密着した病理診断を心掛けています。
外科的に切除された検体に関しましては、肉眼写真の撮影されている場合が多く、これらの写真を印刷してお渡しすることは可能です。ご入用の際にはご遠慮なくお申し付けください。
昨今の治療法の進歩により、適切な治療法の選択に分子生物学的および遺伝子的な検索を必要とする症例が増えてきております。ご紹介いただきました患者さんで、治療に際して分子生物学的・遺伝子的検索のために、病理組織検体の使用をお願いすることがございます。その際にはご協力のほどよろしくお願いいたします。
顔写真 | 役職名 氏 名 |
資 格 取得年 |
主な専門領域 | 資 格 |
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病理診断科部長 橋本 光義 |
平成8年 | 病理 | 医学博士、日本病理学会病理専門医・指導医、日本臨床細胞学会細胞診専門医 |
役職名 氏 名 |
資 格 取得年 |
主な専門領域 | 資 格 |
病理診断科副部長 前田 永子 |
平成9年 | 外科病理学 | 医学博士、日本病理学会認定病理専門医、日本臨床細胞学会細胞診指導医・専門医 |
医 師 村瀬 陽太 |
平成22年 | 外科病理学 | 医学博士、日本病理学会認定病理専門医 |
医 師 露木 敦士 |
平成23年 | 病理 | 日本病理学会病理専門医・病理専門医研修指導医 |
非常勤医師 都築 豊徳 |
平成1年 | 外科病理学 | 日本病理学会認定病理医、日本臨床細胞学会細胞診指導医 |
非常勤嘱託医師 加藤 省一 |
平成14年 | ||
非常勤嘱託医師 中黒 匡人 |
平成15年 | ||
非常勤医師 正木 彩子 |
平成17年 | ||
非常勤嘱託医師 鈴木 優香 |
平成19年 | ||
非常勤嘱託医師 佐藤 啓 |
平成20年 | ||
非常勤嘱託医師 山下 大祐 |
平成20年 | ||
非常勤嘱託医師 高原 大志 |
平成22年 | ||
非常勤嘱託医師 露木 悠太 |
平成25年 | 病理診断科 | |
非常勤嘱託医師 八木 春奈 |
平成25年 | ||
非常勤嘱託医師 小澤 享弘 |
平成26年 | ||
非常勤嘱託医師 河野 奨 |
平成26年 | ||
非常勤嘱託医師 奥村 結希 |
平成27年 | ||
非常勤嘱託医師 谷口 奈都希 |
平成28年 | 病理診断科 | |
非常勤嘱託医師 伊藤 貴至 |
平成28年 | ||
非常勤嘱託医師 山本 侑季 |
平成28年 | ||
非常勤嘱託医師 関 雅文 |
平成31年 | ||
非常勤嘱託医師 安藤 拓朗 |
令和2年 |
先生方が患者さんを紹介される際、とくに担癌患者さんの場合には、診断の根拠となりました病理組織・細胞診標本を紹介状に添えていただくことをお願いいたしたく存じます。
病理診断とは病理医という人間による医行為であり、また検査技師を含め複数の人間が関与して成り立つものであり、絶対に間違うことはないとは断言できません。病理標本を再検鏡することにより、未然に不適切な治療を防ぐことが可能となります。ご協力のほどよろしくお願いいたします。