薬物療法内科

薬物療法内科のご紹介

当院では38床の外来化学療法ベッドを有しています。薬物療法内科では、この外来化学療法センターで治療を受ける患者さんの治療中の管理を担っています。抗がん剤投与のスケジュールの確認、投与量が適正かどうかの確認、実際の治療、合併症への対応が主な業務です。指導医と研修医の2名が常駐してこの業務にあたっています。がんの化学療法薬剤は、分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬の開発もあって長足の進歩を遂げ、悪性腫瘍に罹患された方の生存期間は以前より延長しています。そのため、中長期まで含めた合併症への対策も重要性が増しています。薬物療法内科は、こうした点まで含めた抗がん剤治療の管理に特化した部門として、当院のよりよい患者治療に貢献します。

医師紹介

役職名
氏 名
資 格
取得年
主な専門領域 資 格
薬物療法内科副部長
柴田 剛志
平成15年 腫瘍内科 日本内科学会認定内科医・総合内科専門医、日本臨床腫瘍学会指導医・がん薬物療法専門医、医学博士
非常勤医師
井上 めぐみ
平成14年

地域の先生方へ

現在、薬物療法内科として直接患者さんを診るような診療は行っておりませんが、がん化学療法を実施する患者さんの管理が万全にできるよう、担当科と密に連携をとり、看護師・薬剤師等とともにチーム医療を実践しています。また、分子標的治療の対象になるような関節リウマチ、クローン病、潰瘍性大腸炎などの疾患も、同様の管理が必要であり、外来化学療法センターで治療を行っています。化学療法の対象になる患者さんが安心して治療を受けられるような質の高い化学療法体制を取っておりますので、そうした患者さんをご紹介いただければ幸いです。実際の紹介に際しては、臓器別の診療科宛にご紹介ください。