研修・講演会・イベント

研修・講演会・イベント

中東地域紛争犠牲者支援(ヨルダン)へ派遣される職員の出発式を行いました。

2019年1月10日(木)

開催日:2019年1月7日(月)

  • 国際医療救援

1月7日(月)、中東地域紛争犠牲者支援のためにヨルダン ハシミテ王国へ約3か月間派遣される村上美晴看護師の出発式を行いました。
2011年のシリア危機以降、シリアの隣国であるヨルダンは約67万人のシリア難民を受け入れています。避難生活を送るシリア難民の中には深刻なストレスを抱えた人々や、本来であれば予防や治療が可能な病気に命を脅かされている人々もいます。また多くの難民を受け入れるヨルダン国内の負担も大きくなってきています。

日本赤十字社は国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)を通じて中東地域紛争犠牲者支援っており、2015年6月から避難生活をする人々や多くの避難民を抱えるコミュニティの住民約3万人を対象とした地域住民参加型の保健活動を実施しています。

この事業ではシリア人とヨルダン人の両方から地域保健ボランティアを育成し、地域保健ボランティアが健康に関するレクチャーを行うことで、人々に病気の予防や生活習慣病に関する知識を身につけてもらい、地域住民の健康状態の向上を目指すことを目的としています。

村上看護師は、国際赤十字・赤新月社連盟の保健要員としてヨルダン赤新月社を支援する形で地域保健ボランティアと協力し、家庭訪問や学校などでのキャンペーンなど、現地の健康促進に関わる活動を行います。

出発式で村上看護師は「私は昨年6か月間フィリピン保健医療支援活動に派遣され、地域住民参加型の保健活動を行ってきました。今回はその学びを生かし現地の方々の考えを尊重しながら、事業に関わっていきたいと思います。」と抱負を述べました。

吉田副院長は「以前にも同じような支援の経験をお持ちなので、しっかりとした活動をしてきてくださると思います。くれぐれも健康に留意して、元気で帰ってきてください」と激励の言葉を述べました。

詳しくはこちらhttps://www.facebook.com/JRC.NagoyaDainiHospital/(病院facebook)もご覧ください。
 

一覧に戻る