当院の救急医療は、名古屋市内でトップレベルの実績があります。単に1-3 次救急のファーストタッチを初期研修医が行うだけでなく、病院全体で救急医療の体制を整え、屋根瓦式の教育で研修医の指導を行うことで、すべての研修医が数多くの症例に対して段階的に、安心して対応できるように教育システムが整えられています。それに加え、日々の各科ローテでは緊急時に必要なオールラウンドな知識だけでなく、将来各科のスペシャリストになるために必要な知識や技術も身に着けることができます。
研修医1年目・2年目が各2名ずつ(時期により各学年+1名ずつに加え、準夜勤が2名ほど加わります)に、管理当直者(診療科部長クラスの中堅以上の医師)が1名、3年目以上の医師が2名、さらに各診療科には院内待機の医師が控えており、安心して当直に臨むことが出来ます。
症例数が多く、慣れるまで大変に感じる方もいます。1ヶ月あたり当直が2~5回(時期や全体のローテートのバランス により異なります)。(令和5年度実績)。
病院全体では、女性医師が66名(全体:283名)で、女性研修医は16名(全体:48名)となります。産休・育休制度ももちろんあり、職場復帰を円滑に行えるよう配慮しており、女性が働きやすい環境だと思います。(令和6年度4 月1日現在)
多くの研修医は初期研修終了後も当院に残り、後期研修医(専攻医)として希望する科で研修しています。いっぽうで、当院以外の大学や施設に進み新しい経験を希望するのもまったく自由ですし、それによる不利な処遇等はありません。
筆記試験と面接試験とグループディスカッションを行い、その人の人間性と学力を総合的に評価して判断します。
筆記試験としては英語を実施しています。(令和6年度実施予定)
受験できます。もちろん志望科が決まっている場合は、その思いを伝えていただければと思いますが、決まっていなくとも、採用試験の評価判定には関係しません。初期研修中に進路を決める方や、先輩や上級医に相談して決める方も多 いです。
例年だいたい1.5倍ですが、年度によって異なります。当院で医師としてのキャリアを積みたいという意欲的な方は、ぜひ倍率等はお気になさらずご応募いただきたいと考えています。
応募の際、説明会や見学会の参加有無や回数は一切問いません。しかし、一度は見学にお越しいただき、当院の雰囲気やそこで働く職員たちの姿を知り、研修医や先輩医師から話を聞くなど、ご自身で確かめることをお勧めします。
特定の大学の採用枠はありません。参考までに、過去採用者出身大学を示します。(令和6年4月1日現在)
北海道・東北 | 札幌医科大学、北海道大学、東北大学 |
関東 | 筑波大学、群馬大学、埼玉医科大学、東京医科歯科大学、順天堂大学、昭和大学、東京医科大学、聖マリアンナ医科大学、横浜市立大学、自治医科大学 |
中部 | 山梨大学、信州大学、岐阜大学、浜松医科大学、名古屋大学、名古屋市立大学、 愛知医科大学、藤田医科大学 |
北陸 | 富山大学、金沢大学、金沢医科大学、福井大学 |
近畿 | 三重大学、滋賀医科大学、大阪医科大学、大阪市立大学、関西医科大学、 兵庫医科大学、和歌山県立医科大学、京都大学、京都府立医科大学 |
中国 | 島根大学、川崎医科大学、広島大学、山口大学 |
四国 | 徳島大学、香川大学、高知大学 |
九州・沖縄 | 熊本大学、大分大学、長崎大学、産業医科大学、琉球大学 |
職歴の有無や年齢の高さなどが採用に不利になることはありません。現に、職歴を持つ比較的年齢の高い方々も採用しています。
皆さんが充実した研修生活を過ごせるように、研修医室を設置しています。各自の机、本棚、ロッカーはもちろん、各種講義・研修医ミーティングが行われる会議室も同フロアにあり、そこには電子カルテ端末も複数台配置されています。
名古屋駅周辺は、暮らしを楽しむという意味でも十分に魅力的です。ショップや飲食店も栄を中心に沢山あり、物足りなさを感じることはまずありません。また、当院に程近い八事や本山、星ヶ丘などの街も余暇を過ごすのに最適です。 病院の周辺は閑静な住宅街となっており、一人暮らしをする場合でも大変安心して暮らせるエリアです。
病院旅行や個人宿泊の補助、トレーニングジムやアミューズメントパークなどの割引や利用補助など様々な福利厚生により、職員の充実した生活をサポートしています。
年次有給休暇は、1年目10日、2年目11日となります。年末年始は12月29日から1月3日までが休日となります。ゴー ルデンウィークもカレンダーどおり休みとなります(但し、病院ですので、日直・当直業務等は順番に行いつつ休みを取る形になります)。また、所定の手続きを行うことにより慶弔等での休みも取得できます。