初期研修医・専攻医・後期研修医

専攻医プログラム

基幹プログラム

当院が基幹施設として研修を実施し、専攻医を募集するプログラムです。現時点での掲載情報は、2021年度採用専攻医の情報となります。

領域 内科
基幹プログラム名 日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院内科専門研修プログラム
プログラム責任者 内科プログラム責任者
糖尿病・内分泌内科部長
東 慶成
定員数 10名
研修期間 3年
概要・特徴 ■プログラムの特徴
本プログラムは、愛知県名古屋市東部医療圏の中心的な急性期病院である日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院を基幹施設として、愛知県名古屋市東部医療圏、近隣医療圏および北海道、宮城県石巻市、岐阜県高山市にある連携施設・特別連携施設とで内科専門研修を経て超高齢社会を迎えた我が国の医療事情を理解し、必要に応じた可塑性のある、地域の実情に合わせた実践的な医療も行えるように訓練されます。
また、「研修手帳(疾患群項目表)」に定められた70疾患群,全ての症例登録ができるようにします。そして、専攻医2年修了時点で、指導医による形成的な指導を通じて、内科専門医ボードによる評価に合格できる29症例の病歴要約を作成できるようにします。
■研修期間
原則、基幹施設2年間+連携施設・特別連携施設1年間の3年
■内科専攻医研修(モデル)
①赤十字連携コース
②名古屋大学連携コース
③名古屋市立大学連携コース
④愛知医科大学連携コース
⑤自治医科大学連携コース
の多様性のあるキャリアパスから選択
■研修コース(①赤十字連携コースの例)
<専門研修1年目>
各科内科ローテ
<専門研修2年目>
院外研修、サブスペシャルティ研修
<専門研修3年目>
不足症例分ローテ期間、サブスペシャルティ研修
募集要項  こちらからご確認ください。

 

 領域 外科(消化器外科、心臓血管外科、移植外科、呼吸器外科)
基幹プログラム名 日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院外科専門研修プログラム
 プログラム責任者 外科プログラム責任者
第一一般消化器外科部長
坂本 英至
定員数 7名
研修期間 3年
概要・特徴 ■プログラムの特徴
日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院プログラムは地域の中核病院として、日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院及び中京病院の研修を主体とし、名古屋東部地域に位置する旭労災病院、東海病院、地域医療の拠点として静岡済生会病院、高山赤十字病院を含みます。さらに名古屋大学附属病院と愛知医科大学病院の2つの大学病院を含んでいます。
専門研修1年目では、消化器外科、心臓血管外科、呼吸器外科、移植内分泌外科、救急科をローテーションして各領域の症例を経験します。専門研修2年目では、各サブスペシャルティ領域科をローテートしつつ症例を経験します。専門研修3年目では、専攻医の希望に応じて各サブスペシャルティ領域科にFixして研修を行います。専門研修3年間のうち、6ヶ月は専攻医の希望する連携施設での研修となります。※ローテートの時期や内容は専攻医の希望に応じて変更可能です。
■研修期間
原則、基幹施設2年+連携施設間12ヶ月の3年間
募集要項 こちらからご確認ください。

 

 領域 小児科
基幹プログラム名 日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院小児科専門研修プログラム
 プログラム責任者 小児科プログラム責任者
第一小児科部長
石井 睦夫
定員数 4名
研修期間 3年
概要・特徴 ■プログラムの特徴
本プログラムでは、「小児医療の水準向上・進歩発展を図り、小児の健康増進および福祉の充実に寄与する優れた小児科専門医を育成する」ことを目的とし、一定の専門領域に偏ることなく、幅広く研修します。専攻医は「小児科医は子どもの総合医である」という基本的姿勢に基づいて3年間の研修を行い、「子どもの総合診療医」「育児・健康支援者」「子どもの代弁者」「学識・研究者」「医療のプロフェッショナル」の5つの資質を備えた小児科専門医となることを目指していただきます。
■研修スケジュール(例)
<専門研修1年目>

日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院NICUで新生児疾患・先天異常疾患の研修
※研修初年度は、2ヶ月間救急科で救急診療の研修を行います。
<専門研修2年目>
日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院小児病棟で感染性疾患・内分泌代謝疾患・血液腫瘍疾患・アレルギー疾患・呼吸器疾患・消化器疾患・腎泌尿器疾患・循環器疾患・神経疾患を担当医として研修します。
<専門研修3年目>
小児科外来での一般診療および、乳児健康診査と予防接種などの小児保健・社会医学を研修します。循環器、アレルギー、腎臓、血液、神経、精神、内分泌の専門外来の研修も行います。
募集要項 こちらからご確認ください。

 

 領域 産婦人科
基幹プログラム名 日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院産婦人科専門研修プログラム
 プログラム責任者 産婦人科プログラム責任者
第一産婦人科部長
加藤 紀子
定員数 3名
研修期間 3年
  ■プログラムの特徴
当プログラムでは、日本でも有数の高度な専門性を有する一流施設と連携し、高い志を持つ産婦人科専攻医が研修するために最適な環境を提供しています。 基幹施設である日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院は、日本産科婦人科学会の卒後研修指導施設であり、かつ日本周産期新生児学会の基幹研修施設(母体胎児部門)、日本婦人科腫瘍学会の専門医研修施設の認可も受けており、さらに愛知県指定の総合周産期母子医療センターも担っており、周産期、婦人科腫瘍を中心とした幅広い研修が行えます。さらに周産期医療に定評のある日本赤十字社医療センター、婦人科腫瘍の専門施設として東海地区を代表する愛知県がんセンター中央病院、不妊治療において全国から患者を集める浅田レディースクリニック、婦人科内視鏡治療に定評を持つ豊橋市民病院、子宮鏡、内視鏡治療をはじめ地域に密着した患者にやさしい治療を目指す豊田厚生病院と連携しており、産婦人科のすべての分野でトップレベルの医療に触れることが出来ます。

■研修スケジュール(例)
専門研修1~2年目
日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院産婦人科(周産期、婦人科腫瘍、女性ヘルスケア)
専門研修3年目
プログラム統括責任者と相談して、日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院産婦人科の専門研修施設群各施設の特徴(腫瘍、生殖医学、腹腔鏡下手術、周産期医療、女性のヘルスケア、地域医療)に基づいたコース例に示したような連携施設での研修
募集要項 こちらからご確認ください。

 

 領域 麻酔科
基幹プログラム名 日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院麻酔科専門研修プログラム
 プログラム責任者 麻酔科プログラム責任者
第二麻酔・集中治療科部長
寺澤 篤
定員数 3名
研修期間 4年
概要・特徴 ■プログラムの特徴
専門研修基幹施設である日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院麻酔・集中治療部には20名以上の麻酔科常勤医が在籍しています。当院の年間手術件数は約9000件ですが、麻酔科管理麻酔件数は5000件を超え、全身麻酔はすべて麻酔科医が行う体制となっています。専門研修プログラムで経験すべきとされている特殊症例の麻酔を含め、外科系ほぼすべての科の麻酔を経験することができます。ペインクリニック、緩和医療、術後疼痛管理にも力を入れています。当院のICU(general ICU、PICU)は麻酔科医が24時間体制で管理するclosed ICUで、内科系、外科系、小児の重症患者の診療を行っています。年間のICU入室患者数は約1200名で、ほぼ半数は救急外来からの直入です。当院は救命救急センターを有し多くの救急患者を受け入れていますが、多様な救急疾患や外傷患者の診療を行ううえで、麻酔科医が果たす役割は非常に広範囲です。救急外来での救命処置、ICUでの集中治療、緊急手術の術前・術中・術後管理と、重症患者診療の流れに一貫して関わっています。また、赤十字病院の使命である国内災害救護、DMAT、国際赤十字の医療救援活動にも積極的に麻酔科医を派遣しています。本プログラムでは基幹施設のこのような特性を生かし、周術期の麻酔管理に加え、広く救急・集中治療領域のスキルや国際感覚をも身につけた付加価値の高い麻酔科専門医を育成します。専門研修連携施設である大学病院、小児専門病院では、基幹施設では経験できない特殊な手術の麻酔や多様な小児手術の麻酔、小児病院におけるPICUを経験することができます。
■研修スケジュール(例)
専門研修 1~2 年目
日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院 麻酔・集中治療部
専門研修3~4年目
プログラム統括責任者と相談して、コース例に示したような連携施設での研修
募集要項 こちらからご確認ください。

 

 領域 救急科
基幹プログラム名 日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院救急科専門研修プログラム
 プログラム責任者 救急科プログラム責任者
第一救急科部長
稲田 眞治
定員数 2名
研修期間 3年
概要・特徴 ■プログラムの特徴
本プログラムでは、救急科領域研修カリキュラムに沿って、経験すべき疾患、病態、検査・診療手順、手術、手技を経験するため、基幹研修施設と複数の連携研修施設での研修を組み合わせています。
基幹領域専門医として救急科専門医取得後には、サブスペシャルティ領域である集中治療専門医、感染症専門医、熱傷専門医、外傷専門医、脳卒中専門医、消化器内視鏡専門医、日本脳神経血管内治療学会専門医の研修プログラムに進み、救急科関連領域の医療技術向上および専門医取得を目指す臨床研修、あるいはリサーチマインドの醸成および医学博士号取得を目指す研究活動も選択が可能です。
■研修コース(例)
基幹研修施設(救急外来診療・集中治療 MC・災害医療)、救命救急センター(救急外来診療・集中治療 手術・入院診療など
専門研修2年目
基幹研修施設(救急外来診療・集中治療 MC・災害医療)、二次救急医療施設(救急外来診療・集中治療)
専門研修3年目
基幹研修施設(救急外来診療・集中治療 MC・災害医療)、救命救急(熱傷)センター (救急外来診療・集中治療 手術等(熱傷など))
募集要項 こちらからご確認ください。

 

 領域 総合内科
基幹プログラム名 日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院総合診療専門研修プログラム
 プログラム責任者 救急科プログラム責任者
第一総合内科副部長
吉見 祐輔
定員数 2名
研修期間 3年
概要・特徴 ■プログラムの特徴
日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院では総合病院として、そして、三次救命救急センターとして、多彩な疾患、豊富な症例数をもとに、これまで内科・外科・小児科・産婦人科など多領域の専門医を育ててきました。そして、その先生たちが東海地方の多くの病院で今も活躍してます。今回、設定した総合診療のプログラムには、日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院の持つ優れた研修体制とプログラム設定に求められた地域医療の要素がベストミックスされています。日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院の総合内科は設立後10年、一貫してホスピタリストを育ててきました。その一方で愛知県、北海道の地域病院での派遣研修を通して、医師の少ない地域での研修も組み込んで、あらゆる場面で通用する医師を育ててきました。その実績をもとにこれからは新たな専門医制度のもとでさらに総合診療専門医を育成していきたいと思います。ジェネラリスト、ホスピタリストと呼ばれる医師はこれから本当に求められる医師になります。ぜひ、日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院の総合診療プログラムで多くのことを学んでもらえればと思います。
■研修期間(3年間)
総合診療専門研修(12ヶ月)、 総合診療専門研修Ⅱ(6ヶ月)
内科(12ヶ月)、小児科(3ヶ月)、救急科(3ヶ月)、その他(6ヶ月)
募集要項 こちらからご確認ください。

連携プログラム

当院が連携施設として研修を実施し、専攻医を募集するプログラムです。

 領域 連携施設として参画する
プログラムの基幹施設
整形外科 名古屋大学
脳神経外科
泌尿器科
形成外科
放射線科 名古屋市立大学
皮膚科
耳鼻咽喉科
精神科
眼科 藤田医科大学