麻酔・集中治療部

集中治療 Intensive Care

<対象>
心臓血管外科術後をはじめとする術後重症患者
救急外来経由重症患者(内科系疾患、重症外傷など)
院内急変患者
集中治療管理が必要な小児

 

<当院の特色>
ICUの管理体制は、『closed ICU』であり、当科医師が2~3名(研修医師を含めると最大5~6名)が24時間交代制で管理しています。集中治療専門医は4名在籍しております。 毎朝、集中治療医および関連各科医師とカンファレンスを行い、治療方針の共有を図ります。 その後、看護師、専従薬剤師、理学療法士とともに多職種回診を行っています。

名古屋市内トップの救急車受け入れ台数の救命救急センターと連携し多発外傷を含めた三次救急に関わっています。 また、院内急変への対応の主体は集中治療部のスタッフであり、急変を起こした患者の元に駆け付け、ICU入室前から 急変患者対応に当たり、入室後の管理までシームレスに治療介入することができます。

<1日の流れ>
①朝8時20分頃からICU朝カンファレンスで現時点で入室している症例について他科医師とディスカッションしています。
②9時半から麻酔科医・ICU看護師、専従薬剤師、理学療法士とともに多職種回診を行います。
③回診後、様々な処置をしつつICU入室患者の治療や新規に入室してくる患者の対応に当たります。
④17時頃にICU夕方カンファレンスで1日の振り返りおよび翌日ICU担当者への引き継ぎを行います。
⑤夜間当直は2人体制ですが、1人は夜間の手術麻酔の担当をすることもあります。
⑥翌朝ICU朝カンファレンス後、帰宅となります。

<集中治療専門医研修施設>
集中治療専門医を目指す専攻医に対して、4年次に3ヶ月間のICU専従期間を設けています。 研修施設ですので、集中治療専門医を取得できます。

<教育・方針>
集中治療は初学者にとってハードルが高いと言われます。実際、重症患者の管理を行うには脳神経、心臓、肺、腎、 肝、腸管など各種の総合的な知識を要します。 我々はこのハードルを越えるために、教育を充実させています。下図にあるように、「疾患」の軸と「臓器生理」の軸の2軸を合わせることで、ICUの理解を短期間に達成できるよう努めています。
疾患に関しては、入室からの時間経過を意識した教育を行っています。 臓器生理に関しては、最新のエビデンスを取り入れつつ、科としての方針を決定し、診療に活かしています。