株式会社中部プラントサービス様(以下、中部プラント)のご協力を得て、日本赤十字社(以下、日赤)初となる「国際活動に係る電気関連技術研修会」を6月13日(木)~14日(金)に開催しました。
日赤は現在、海外における災害時の医療介入のニーズの高まりに応じるため、病院緊急対応ユニット(病院ERU※)への機能拡張に向け、ソフトとハードの両面において準備を進めています。今回、同設備に不可欠である電気系統を担う人材育成を目的とし、ERU※技術要員として派遣を希望する者を対象に開催しました。
全国の赤十字施設より計16名が参加し、中部プラントの専門家より電気に関する基礎知識と技術を学んだ上、危険疑似体験を通して、危険物の取扱いや、重機を操作する中での潜在的なリスクについて再認識することができました。実際に体験することで、日赤要員だけでなく、派遣先の現地スタッフへの安全にも配慮する重要性を実感したようです。
参加者アンケートでは、「普段の仕事では得ることができない大変貴重な機会でした」、「この経験を現場に活かしていきたいと思います」等のコメントがありました。
本研修の開催に際し、中部プラントサービス取締役社長 伴鋼造様をはじめ、企画から研修運営までご尽力いただきました中部プラントの職員の皆さまには、この場をお借りして感謝の意を表したいと思います。
※緊急対応ユニット(Emergency Response Unit:ERU)
国際医療救援部
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