バングラデシュ南部避難民保健医療支援へ派遣される職員の出発式を行いました。

バングラデシュ南部避難民保健医療支援へ派遣される職員の出発式を行いました。

11月19日(月)、バングラデシュ南部避難民保健医療支援のために当院から派遣される青山朋恵主事の出発式を行いました。

昨年8月ミャンマー北部で起きた混乱によりバングラデシュ南部には72万人超える人々が流入しました。多くの避難民は現在も竹とビニールシートでできた簡易テントで生活を送っています。事態の長期化により清潔な水・トイレ・医療へのアクセス、教育や就業といった様々な問題が発生しています。日本赤十字社はバングラデシュ赤新月社と協働し、保健医療支援を継続しています。現在は診療所での診療に加え、避難民ボランティアを中心に地域の人々の病気予防や健康増進に取り組む公衆衛生活動に取り組んでいます。

今回が初めての海外派遣となる青山主事は「これまで国際医療救援部では多職種・他部署と連携して仕事をし、コミュニケーションを取りながら、お互いの意見を尊重する大切さを学びました。現地ではさらに文化や国籍の壁を越えて働くことになりますが、これまで学んできたことを忘れず現地の人々の力になれるよう活動をしてきます。」と抱負を述べ、出発しました。