今年も救命救急センターは厚生労働省による充実段階評価でS評価を受けました

厚生労働省による令和6年の救命救急センター充実段階評価において、当院は、6年連続で最も評価の高いS評価を受けました。全国308ヶ所(愛知県24ヶ所)ある救命救急センターのうち令和6年にS評価とされたのは102ヶ所(愛知県4ヶ所)でした。

厚生労働省は救命救急センターに対し、重篤な救急患者を常に必ず受け入れるよう求めていますが、そのためには病院運営の体制整備が欠かせません。こうした体制整備について、厚労省が45項目にわたる現状調査の結果、4段階(S, A, B, C)で評価しているものが充実段階評価です。

令和6年、名古屋市消防局では、救急車出動件数が過去最高の15万件を突破し、この10年で1.5倍になっています。ますます救急車の受入体制を充実させていくことが私たち救命救急センターに求められていると理解しています。

もとより、当院の救急車受入台数は全国随一(令和6年は11,919台を受け入れ全国第8位、愛知県第2位)ですが、今後も引き続き、救急部門の充実に力を入れていく所存です。

令和7年4月25日 救命救急センター