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東日本大震災の災害救護に、当院からも多数の看護師を被災地へ派遣しました。被災地では、災害の状況やニーズに応じた看護を展開しました。
当院の看護師は国内外で災害救援の現場で活躍しています。
2023年現在、12名の看護師が国際救援要員として登録されており、
うち、2名が海外派遣中です。
異なる情勢、文化のなかで、現地のスタッフとともに、それぞれのニーズに応じた看護や支援活動を展開しています。
国際救援部ホームページhttps://www.nagoya2.jrc.or.jp/development/
患者さんがより良い状態で治療に臨んでいただけるように、日常生活などに何かお困りごとがある場合は入院前の外来の段階から多職種によるチームで支援を行います。入院前の面談では、入院生活や予定されている検査及び手術などの説明を行い、安心して入院していただくためのサポートをしています。
入院後は入院前の情報を引き継ぎ、在宅退院支援及び地域の医療機関等への連携を行います。病棟看護師、医療ソーシャルワーカーなど多職種によるチームで退院支援を行います。
高度急性期病院で治療の目途が立ち病状が落ち着いてきた患者さんが、安心して自宅や地域の病院での療養・リハビリ・治療継続へ移行できるようにサポートいたします。
地域包括ケア支援室は、地域と連携・協働し、患者さんやご家族へよりよいケアを提供できることを目標に活動しています。摂食嚥下障害、褥瘡やストーマケア、糖尿病、認知症、脳卒中を専門とする認定看護師が在籍しており、患者さん、ご家族、訪問看護師さんや施設の方々などから相談を受けています。同行訪問等を活用し、退院後も必要な医療ケアが円滑に提供できるように支援しています。
また、地域(施設や訪問看護ステーション、市民など)への講師派遣も行っています。
病院は言うまでもなく『病気を治すところ』ですが、医療関連感染が発生するリスクは低くはありません。
そのため、患者だけでなく、医療従事者や病院に訪れるすべての人を感染から守るため、感染管理室を設置しています。
感染および感染対策は専門的な知識は求められるため、感染管理室の医師や看護師、薬剤師、検査技師は感染における資格を有したメンバーが所属し、医療関連感染が発生していないか監視することや、感染対策教育、アウトブレイク対応、感染対策物品やマニュアルの見直し、コンサルテーションなどを行っています。
医療安全推進室は、組織横断的部門として2002年に設立しました。室員は、医師・看護師・事務職員のほか、多職種のコメディカルで構成されています。通常業務では、インシデントレポートのトリアージや病棟ラウンドのほか、医療安全だよりの発行・事故防止活動発表会・リスクマネージャー養成研修・安全研修の企画などを行っています。
当院のインシデントレポートは「安全レポート」と呼ばれています。始末書…といった印象を払拭し、安全に繋がるレポートに…という願いが込められています。年間5000件を越える報告数となっており、エラーの再発防止に役立てています。
今後さらにレベルアップした患者安全対策を実践していくとともに、患者さんの安心・安全を最優先に考え、ひいては職員の安心・安全も確立し、医療の質の向上を目標とした継続的な活動を推進していくことを目指しています!
職員健康対策室では、職員が健康に働き続けられるように、健康診断やワクチン接種などを実施しています。また産業医や保健師、公認心理士が様々な相談に応じ健康の維持増進にむけサポートをしています。困ったことや不安なこと、精神的な不具合などある時のメンタルサポート体制も充実しており、職員の支援をしています。
看護教育支援室は「共に育む 看護の力 支援室」をモットーに、看護運営部や部署と情報共有・連携し横断的に活動しています。新人看護師さんが職場に適応できるよう心の拠り所を創り、看護技術の習得を支援します。赤十字のKey概念であるリフレクションを大切に、互いに支え学び合う組織風土の醸成を目指し各種研修を行なっています。