薬剤部

活躍する薬剤師

国際医療救援

当院は国際医療救援部を有し、同じ志を持つ他の医療スタッフと交流し切磋琢磨できることが特徴です。希望者は所定の研修を受けた後に国際救援・開発協力要員として登録されます。普段は院内で通常業務を行っておりますが、世界の赤十字ネットワークを通して医療支援の要請を受けると、緊急支援ユニット(ERU)の薬剤師/メディカルロジスティシャンとして派遣されます。
海外での薬剤師の仕事は、調剤、患者への服薬指導はもちろん、現地スタッフへの薬局業務の指導、医師への処方提案、他の医療スタッフへの薬剤指導、医薬品や医療資機材の購入から管理と幅広く薬剤師が活躍します。海外の慣れない環境の中で、高いレベルが求められる現地での活動は厳しいものではありますが、やり遂げた後には高い達成感と薬剤師としての自信につながります。

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がん相談支援センター

がん相談支援センターは、がん診療連携拠点病院に設置が義務付けられている相談窓口です。がんと診断された時、患者さん自身、そして周囲の人たちに様々な悩み、不安、問題が生じます。ここには、医師、看護師、医療ソーシャルワーカー、栄養士、そして薬剤師が所属しており、それぞれの専門性を生かして多職種で連携してQOLを支える相談業務を行なっています。主な取り組みとしては、治療と仕事の両立支援(就労支援)、がん治療に伴う外見の変化のケア(アピアランスケア)、妊孕性などがあります。
近年、がん罹患者数、若年の罹患者数の増加及び定年の引き上げといった点から、就労中にがんに罹患する人が増加しており、がん患者の就労支援が注目されています。そこで、院内でのサポート体制の構築、院外の専門家や行政とも連携を取りながら個別対応をしています。直接患者さんやご家族と接しながら日々何が出来るかを多職種で考えながら業務に取り組んでいます。

DMAT

DMAT(Disaster Medical Assistance Team)とは、医師、看護師、業務調整員(その他医療職及び事務職員)で構成され、大規模災害や多傷病者が発生した事故などの現場で活動できる専門的な医療チームのことです。当院では、災害急性期の訓練を受けた薬剤師がDMATに所属しています。
普段は災害時医薬品の管理、各種マニュアル作成、災害訓練などを行っていますが、緊急要請時は現場活動や後方支援などを行います。また、東日本大震災では日赤救護班として病院支援や救護所活動を、熊本地震ではDMATとして災害拠点本部活動を行いました。
最近では、過去の震災の経験にもとづいて災害時に救護班の一員として薬剤師を派遣する施設が多く、医薬品に関する幅広い知識を有する薬剤師だからこそ貢献できる部分が多くあります。