理念・部長メッセージ

理念

薬剤部は名古屋第二赤十字病院の理念に基づき、患者さんを中心とした医療の質の向上に向けた医薬品の安全管理と適正使用に努めます。

部長メッセージ

当院は、患者さんへの思いやりとあたたかみのある医療を目指して救急医療・高度医療の充実に貢献し、一方、赤十字であるところから災害救援に力を入れる特徴ある医療機関です。その中で薬剤部は、安全・安心の医療提供はもとより薬剤師としての学習の場、進んで行動できる薬剤師の育成の場でありたいと考え、業務を行う薬剤師のレベルアップを目指しています。
具体的には救急病院であることによる24時間の勤務体制を確保しつつ、薬剤師法24条と25条をはじめとする法的職務の遂行と厚生労働省医政局長通知(医政発0430第1号)に準じた業務を推進します。常に業務改善を行い、具体的な結果を明示して業務の質の確認を行っています。その指標として以下の数値を自動的に算出し明らかにしてPDCAサイクルを回します。
・お薬渡し口での待ち時間
・(医師への)疑義照会の頻度と処方変更の割合
・医薬品在庫の推移と適正在庫の把握
また、毎年QI(クオリティインディケーター)を決定して目標を定めた業務展開をしています。2017年度は「薬剤師による患者指導割合」と「入院患者アレルギー登録割合」であり、服薬指導率は薬物療法適正化を促し、アレルギーの登録率向上は不幸なショック等の副作用減少をもたらしました。
がんをはじめとしたチーム医療は、2016年に院外処方へ舵を取ってより一層の熟成期に入り、以下の業務を強く推進していきます。
・外来への薬剤業務展開と医療チーム連携
・医薬情報の迅速な提供と分析、活用
・医薬品のトレーサビリティの確保と安全でムダのない効率的な消費管理の実現
・ITを活用した患者安全の確保
このような方法によって我々は患者さんを中心とした医療の質の向上に向けた医薬品の安全管理と適正使用を実現します。

実績

日本医療情報学会評議員、日本病院薬剤師会情報システム特別委員会委員、愛知県病院薬剤師会理事、日赤薬剤師会医薬情報委員会委員長
発表(日本医療情報学連合大会/学術大会)
2005年 採用医薬品添付文書情報の効率的管理と活用・評価(木下)
2007年 調剤済処方データを用いた処方分析と再監査システム運用、評価(木下)
2008年 イントラネットを使った持参薬鑑別システムの開発と評価(木下)
2009年 医療用の麻薬在庫管理システム改修による運用の適正化と評価(木下)
2010年 システムの安全性を担保する医薬品マスター一元的管理の試み(木下)
2011年 ★電子カルテの更新が薬剤師業務に及ぼす影響と有用性(木下)
2012年 ★病棟薬剤業務日誌作成システムの開発と業務時間のシミュレーションに関する研究(木下)
2013年 薬剤オーダーに対する疑義照会記録の電子化による医療安全への利用(木下)
2014年 調剤包装単位のGS1データバーを用いた薬剤取り違い防止と管理台帳の合理化(木下)、小児上限量計算機能を追加した処方チェックシステム導入と評価(鵜飼/木下)
2015年 調剤医薬品包装単位のGS1データバーを利用した検収システムの構築(木下)
2016年 包装単位のGS1データバーを用いた薬剤オーダー連動型麻薬管理台帳の開発(木下)
2017年 病院内薬局における医薬品GS1データバー活用の評価と課題(木下)、処方オーダー時の用法制限機能の導入と評価(鵜飼/木下)