クオリティ・インディケーター

看護に関連する指標

転倒・転落

入院患者の転倒・転落発生率

2022年度
1.87‰
分子:医療安全管理室へインシデント・アクシデントレポートが提出された転倒・転落件数(421)
100%
分母:入院延べ患者数(225,013)

・単位:‰(パーミル)千分率
・分子除外:訪問者、スタッフなど入院患者以外の転倒・転落は除く
・一般社団法人日本病院会QIプロジェクト 医療の質を表す指標

年度別のグラフはこちら

5-2入院患者さんが安全に療養に専念し、その病気を治療して退院していただくことは基本ですが、不幸にして転倒したり、ベッドから転落してしまう事故は発生してしまいます。当院ではその事例を報告するシステムを構築して、転倒・転落の原因や要因を分析し、予防策を立案しております。転倒・転落の発生率を算出することにより、予防への取り組みを効果的に行えているかどうかの指標を出すことは重要と考えています。

入院患者の転倒・転落による損傷発生率(損傷レベル2以上)

2022年度
0.68‰
分子:医療安全管理室へインシデント・アクシデントレポートが提出された転倒・転落件数のうち損傷レベル2以上の件数(152)
100%
分母:入院延べ患者数(225,013)

・単位:‰(パーミル)千分率
・分子除外:訪問者、スタッフなど入院患者以外の転倒・転落は除く
・一般社団法人日本病院会QIプロジェクト 医療の質を表す指標

年度別のグラフはこちら

入院患者さんが転倒、転落により重度の障害を負ってしまった場合、施設整備面を含め深く検討していく必要があります。その重症な事故の発生率を指標とすることは重要です。

<損傷レベル>

1 なし 患者に損傷はなかった
2 軽度 包帯、氷、創傷洗浄、四肢の挙上、局所薬が必要となった、あざ・擦り傷を招いた
3 中軽度 縫合、ステリー・皮膚接着剤、副子が必要となった、または筋肉・関節の挫傷を招いた
4 重度 手術、ギプス、牽引、骨折を招いた・必要となった、または神経損傷・身体内部の損傷の診察が必要となった
5 死亡 転倒による損傷の結果、患者が死亡した
6 UTD 記録からは判定不可能

65歳以上の入院患者における転倒・転落発生率

2022年度
2.54‰
分子:65歳以上の入院中の患者に発生した転倒・転落件数(350)
100%
分母:65歳以上の入院患者延べ数(137,846)

・単位:‰(パーミル)千分率
・分子除外:訪問者、スタッフなど入院患者以外の転倒・転落は除く
・一般社団法人日本病院会QIプロジェクト 医療の質を表す指標

年度別のグラフはこちら

5-5