クオリティ・インディケーター

1.病院全体に関連する指標

1.1 職員の健診受診率

2015年度
91.4%
分子:健診受診職員数(1,708)
100%
分母:常用労働者数(1,868)

※分母除外:休職者、長期研修中の者、妊産婦、現在病気休養中で受診中の者を除く

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1-1この健診受診率については、病院の診療機能を維持し、患者さんから期待される 医療を提供するためにも、医療従事者の健康管理を行う上で重要な指標となりま す。医療従事者の定期健康診断の受診については、労働基準法でも定められてお り、当院も毎年受診率100%を達成すべく取り組んでいます。現在、当院の職員定 期健康診断の受診率は、休職者、長期研修中の者、妊産婦、現在病気療養中で受診中の者を除けば100%を達成しています。

1.2 職員の非喫煙率

1.2.1 男性

2015年度
82.9%
分子:非喫煙者数(389)
100%
分母テキスト 分母:問診票記入受診者(469)

分母除外:問診票未記入受診者
分子対象:問診票の項目で「過去に吸っていた」「吸わない」と回答した受診者

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1.2.2 女性

2015年度
96.2%
分子:非喫煙者数(1,192)
100%
分母:問診票記入受診者(1,239)

分母除外:問診票未記入受診者
分子対象:問診票の項目で「過去に吸っていた」「吸わない」と回答した受診者

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1-2禁煙に関しては、世界的な取り組みとして位置づけられ、我が国でも国をあげての 活動目標となっています。当然、当院の職員もその順守が求められています。ま た、医療機関に従事する職員として、自身の健康維持増進はもとより、周囲の非喫 煙者への配慮も必要です。この非喫煙率は、職員の健康に対する意識を表す指標 となっています。現在、病院としては、病院の敷地内での禁煙を徹底しています。 また、職員に対しては、禁煙に関する講演会等を開催するなど啓蒙を強化してお り、非喫煙率は年々増加傾向にあります。職員の健康管理の面からも重要な指標 であり、今後とも職員の禁煙意識を高めて参ります。

1.3 職員のインフルエンザワクチン予防接種率

2015年度
75.2%
分子:自施設でのインフルエンザワクチン予防接種職員数(1,445)
100%
分母:非常勤職員を含む職員数(各年4月時点)(1,921)

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1-3毎年冬季には、インフルエンザが流行し、外来受診あるいは入院されます。医療従事者である病院職員は、インフルエンザを発症して患者さんへ感染させることのないよう注意を払うことは当然の責務です。また、職員が複数人インフルエンザを発症して休むとなると病院の医療機能が低下する恐れがあります。このように感染防止、病院機能維持などのリスク管理面からも、職員のインフルエンザワクチン予防接種率は重要です。当院では、医療者としての責務として今後も職員へ啓蒙し、接種率を高めるべくあらゆる手立てを実施します。

1.4 死亡退院患者率

2015年度
3.0%
分子:死亡退院患者数(705)
100%
分母:退院患者数 ※救急外来死亡を除く(23,467)

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当院を退院された患者さんのうち、死亡された件数の割合です。病院機能は様々であり、病院間での比較よりも自病院の毎年の変化に着目し、改善の余地があるかどうか検討する必要があります。

1.5 転院患者の割合

2015年度
96.4%
分子:ソーシャルワーカー及び退院相談の看護師が関わって転院した患者数(1,937)
100%
分母:全転院患者数 ※医療機関以外の施設への転院を含む(2,009)

※医療機関以外の施設への転院を含む

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1-5 救命救急センターとしての役割を担う当院では、救急患者さんの受け入れのために、病床確保が必要となり、どうしても入院期間は短くなります。 医療ソーシャルワーカー(MSW)や相談センターの看護師が患者さんと家族の気持ちを伺い、身体状況と生活状況から、その後の療養先を一緒に考えさせて頂くことは、とても重要なことになります。 特に、重症な方の場合は、その後の療養生活に不安を持たれることでしょう。 現在、各医療機関は、それぞれに役割(治療・リハビリ・介護・緩和ケアなど)をもって、地域としての医療を担っています。 また、療養先は介護保険施設である老人保健施設や特別養護老人ホームだけでなく、有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅にも広がり、住み慣れた地域で在宅療養の継続が可能な社会環境に変わりつつあります。 もちろん自宅での療養のために、訪問診察や訪問看護などを利用することも可能です。 特に状態が重症の場合には、退院前に、本人家族と地域の支援スタッフと病院のスタッフとが一堂に会して、情報共有から医療の質の継続のための連絡会議も開催しています。 家族介護力の低下と、長引く不況という社会背景の中、経済的な負担軽減や福祉制度も活用して、患者家族の思いを大事にしながら、安心して療養生活を送れるようにMSWと相談センター看護師は、退院相談にてその質を保証します。

1.6病床利用率、平均在院日数

1.6.1病床利用率

2015年度
82.1%
分子:月間在院患者延べ数の年度合計(243,333)
100%
分母:(年間日数×月末病床数)の年度合計(296,380)

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1-6病床がどの程度効率的に活用されているかを見る指標です。100%に近いほど効率的に運用されていることになりますが、急性期医療を提供する病院では救急患者さんの受け入れのため、空床の確保も求められています。

1.6.2 平均在院日数

2015年度
10.2日
  • 0日
  • 1日
  • 2日
  • 3日
  • 4日
  • 5日
  • 6日
  • 7日
  • 8日
  • 9日
  • 10日
  • 11日
  • 12日

分子:年間在院患者延べ数(243,333)
分母:(年間新入院患者数+年間退院患者数)/2(23,772)

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病院全体で一人の患者さんが平均何日入院しているかを示す指標です。効率的な医療を提供し、患者さんの早期社会復帰や地域の医療機関との連携をいかに促進しているかを表す指標になります。

1.7 退院後6週間以内の予定外再入院率

2015年度
2.0%
分子:退院後6週間以内の予定外入院患者数(464)
100%
分母:退院患者数(23,757)

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1-7予定外で再入院するケースとしては、初回入院時の治療が不十分であったことや、回復が不完全な状態で退院となった場合などの要因があります。医療の質改善のために、入院期間や治療期間が適切であったかなどの検証が必要です。

1.8 全死亡入院患者のうち入院後24時間以内に死亡した患者の割合

2015年度
12.8%
分子:入院後24時間以内に死亡した退院患者数(90)
100%
分母:死亡退院患者数(705)

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当院で死亡された患者さんのうち、来院後24時間以内に死亡された割合を表しており、急性期医療を担う病院ほど重症患者の受け入れが多くなり、高い値となりがちです。本指標の結果は、他の医療施設と比較する事よりも自施設における経年的な変化に着目し、改善点の検討を行ってより多くの患者さんを救命できるよう務めることが重要です。