未熟児から高齢者まで幅広い年齢層の患者を対象に、集中治療室よりリハビリテーションを開始し、土日祝日も継続したリハビリテーションを心掛けています。対象疾患は心大血管疾患、脳血管疾患、運動器疾患、呼吸器疾患、消化器疾患など、幅広い疾患に対応しています。部門内には内部障害系と運動器神経系のチームに分かれてはいますが、双方が多様な疾患を経験できるよう皆で全疾患を診療しています。また、一部病棟では療法士を配置し、病棟との連携を強化しています。外来は、心臓リハビリやロコモ、小児発達など一部のみ実施しています。
幅広い疾患、年齢層の患者を対象に、発症早期から生活の視点を取り入れ、土日祝日も継続したリハビリテーションを心掛けています。対象疾患は脳血管疾患、運動器疾患、呼吸器疾患が主ですが、それ以外にも入院による日常生活機能(ADL)障害を有する患者に対し、理学療法士、言語聴覚士、看護師、管理栄養士等と協働し、ADLの早期回復を目指した診療を実施しています。理学療法部門同様、一部病棟に担当療法士を配置しています。外来は手外科、小児発達支援など一部のみ実施しています。
高次脳機能障害、コミュニケーション障害(失語症、構音障害)、摂食嚥下障害のある患者を対象に、発症早期からリハビリテーション介入を行っています。対象疾患は脳血管疾患が約半数を占めますが、呼吸器疾患、循環器疾患や運動器疾患に伴う廃用症候群、がんなど、多岐に渡ります。転院・退院後の生活にシームレスに移行できるよう、丁寧な評価、現状説明や改善のための介入を心掛けています。摂食嚥下障害に対しては、急性期病院ならではのリスク管理・早期介入や、認定看護師、管理栄養士、耳鼻科医等と協働し、嚥下回診、チームカンファを実施しています。また、診療科の指示に応じて、認知症外来を実施しています。