
「食事」という漢字は、「人に良い事」と書きます。入院中、食事がすすみづらくなってしまう等、様々な理由で食事が苦痛となることもあります。しかし多職種と協力しながら、できる限り食事・栄養の面から支援をしていきたいと考えています。
当院は、救急医療、高度医療、がん医療そして災害医療を中心とし、2018年に国際的な病院機能評価であるJCI(Joint Commission International)の認証を受けた地域の中核病院です。PDCAサイクルを回しながら、栄養科員一同で質の向上を目指していきます。
私たちは食事・栄養を通じて医療の質を高め、患者さんの生活の質向上を目指します。
給食管理を基本に、栄養管理、栄養指導、栄養支援が栄養科の業務3本柱となっています。この3本柱を高度に遂行することが日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院栄養科の使命と考えています。
スタッフ一人ひとりが以下を心がけて役割を果たしていきます。
● 日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院 栄養科のスタッフであることを自負し、先人が築き上げてきたことを活かし、誇りを持って次世代へ伝えていきます。
● 個人や一つの柱だけでは使命は決して果すことはできないため、チームとしてお互いに関わり合いながら、自己研鑽と情報共有を行っていきます。
● 現状維持は後退と同じと考え、時代や社会、病院の方針等の変化に柔軟に対応しながら、常に進化していきます。
● 医療サービスの提供を行う中で、評価・研究や満足度調査などを行い、それぞれが適切かどうかを判断し改善していきます。
● 高度急性期病院の中で、様々な疾患に対応できるよう専門性を発揮するとともに、標準化を目指して知識や技術をスタッフ同士が互いに教育し合います。
総勢60名以上のスタッフによって、それぞれの役割が果たせるよう、創意工夫し日々努力しています。