産後出血を経験した方は、次回妊娠でも再発リスクが高くなることが知られています。
報告によって異なりますが、再発率は約10~15%であり、一般妊婦と比較すると約3倍程度高いとされています。
産後出血は現在でも日本の妊産婦死亡原因の重要な1つです。
母体死亡統計では、分娩時出血関連が約20%前後を占めています。

大量出血は数分単位で病状が悪化します。
必要となるのは
・緊急輸血
・集中治療室対応
・カテーテル止血術
・手術室対応
・ICU管理
など多職種による迅速な集学的治療です。
当院では産婦人科だけでなく、新生児科、麻酔科、救命救急センター、輸血部門など多職種が連携し、24時間体制で母児双方の安全を支えています。
「前回大量出血を経験された方は、今回も大量出血や輸血が必要になる可能性が高い」ので、ぜひ妊娠早期からご相談ください。
お母さんが元気に赤ちゃんを抱けることが、私たちの願いです。
妊婦さんご本人、そして大切な赤ちゃんのために、私たち総合周産期母子医療センターチームがお手伝いいたします。