国際医療救援部

名古屋第二赤十字病院 開発協力への参画

世界中で多くの人々が不衛生な水や生活環境、栄養不足のためにいのちや健康を脅かされています。こうした深刻な問題に対して、世界に191社ある各国赤十字・赤新月社は、互いに協力して、人道支援が必要とされる状況を少しでも解消すべく、日々活動しています。

日本赤十字社では、赤十字がもつ世界的ネットワークと知見を活かし、「自然災害への備え」と「疾病の予防」という2つに焦点をあて、世界で最も災害の多発しているアジア・太平洋地域と、保健医療事情が深刻な状況にあるアフリカ地域を重点地域とし、二国間開発協力事業を展開しています。コミュニティ(地域社会)のニーズや脆弱性、そして強みを理解し、そこに暮らす人々を中心に据えてレジリエンス(回復力)を強化することを目指すものです。

名古屋第二赤十字病院は、タンザニア赤十字社難民支援やウガンダ母子保健医療支援、フィリピンやバングラデシュ南部の保健医療支援等に職員を派遣してきました。

MESSAGE

看護師 清水宏子

フィリピン保健医療支援事業
私はオーロラ州で、主に地域保健ボランティア育成に携わりました。台風などの災害被害を受けやすく厳しい生活環境にあっても、老若男女のボランティア達は「村の人々の健康を守りたい」という熱意にあふれていました。「彼らが5年後、10年後まで活動を続けられ、その活動が実を結ぶように支援したい」と身の引き締まる思いと共に、大きなやりがいを感じる日々でした。私にとって初めての海外派遣でしたが、現地での生活体験と人々との出会いから得られたものは計り知れません。