
今年で入社して5年目になります。1年目は各部署をローテーションし、2年目から生体検査へ配属になりました。現在は主に超音波検査を担当しています。循環器領域から始まり、今では血管エコー検査、胎児心エコー検査などにも携わらせてもらっています。最初はうまくできない自分に落ち込むことがたくさんありましたが、日々の業務から多くのことを吸収し、先輩技師の熱心な指導のおかげで、ここまで来ることができました。当院は高度急性期病院であり、急性期の重篤な症例や様々な疾患に遭遇するので、勉強は欠かせません。そして、毎日目標を持って仕事をすることで新しい発見があり、仕事をすることの楽しさも増しています。また、患者さんからの「ありがとう」の言葉や臨床に貢献できた時の喜びが私の活力となっています。今後は超音波検査士の資格を取得し、超音波診断課の一員として信頼される人材になることを目指していきたいと思います。
当院に臨床検査技師として就職して4年目を迎え、現在私は生体検査課で勤務しています。当課には25名の技師が所属しており、検査の種類は多岐にわたっています。技師によって携わる検査は異なり、ひとつの分野を専門的に担当する技師もいれば、多分野を幅広く担当する技師もいます。私は後者にあたり、心電図、肺機能、心エコー、脳波、聴力などを担当しています。異なる分野の仕事を覚えることは苦労もたくさんありますが、幅広く検査に携わることによって得られるメリットも感じています。
心電図や心エコーは循環器内科、肺機能は呼吸器内科、脳波は脳神経内科、聴力は耳鼻科といったように、以前は全く異なる分野のようにとらえていました。しかし、多くの疾患を抱えている場合や、複数の診療科が関わる疾患も多く存在することを知りました。このような場合、多分野の検査に携わって得た知識を生かすことができれば、多くの視点で患者さんや疾患を診て考えることができ、この点が私の大きな“強み”となっています。
学ぶ範囲が広い分、まだまだ勉強が追いついていないと感じることもありますが、当課には認定資格を持つ先輩技師が多く、手厚い指導を受けながら学ぶことができます。
今後はさらに知識や技術を身につけて向上していきたいと考えています。
当院に就職して、今年で4年目を迎えます。1年目の秋頃に配属先が決まり、私は病理検査課で勤務しています。病理検査では、患者さんが痛みを伴い採取した組織検体を扱うので、失敗は許されないという緊張感があります。切り出しから染色までの一連の流れを一人の技師が行うので、責任も大きいです。患者さんと接する機会は少ないですが、診断や治療に直結する重要な仕事なので、その分とてもやりがいを感じています。業務になれてきた今でも、検体を扱うときは常に慎重に作業するよう心掛けています。
初めの頃は、小さい組織を一つ処理するにも分からないことばかりで、なかなか作業が進まないこともありました。学生時代に勉強してきたことは、ほんの一部に過ぎないんだということを痛感した記憶があります。
そんな私も今では、向上心が高く経験豊富な先輩方に丁寧にご指導いただき、少しずつ自信を持って働けるようになったと思います。今は、細胞検査士の資格取得を目標に頑張っている最中です。遺伝子検査のような日々発展していく検査の勉強も欠かせません。日々の業務はもちろんのこと、資格取得に向けての勉強や学会発表など、一つ一つ経験を積んで、さらに努力していきたいと思います。
私は臨床検査技師として働き始めて4年目です。はじめの半年間は各部署をローテーションし、その後は生体検査部門に配属されました。現在は超音波検査を中心に担当しています。超音波検査は多くの知識と技術が必要なため、はじめの頃は検査に時間がかかってしまい、患者さんへ負担をかけてしまったこともありました。そんな時は、先輩方に助けていただき、アドバイスをもらうこともありましたが、現在ではほとんどの患者さんを一人で担当出来るようになりました。心エコーからはじめた超音波検査も、現在では全身の血管エコー、甲状腺エコーを担当しています。難しい、大変だと感じることも多くありますが、患者さんに「ありがとう」「頑張ってね」「あなたに検査してもらえてよかった」などと声をかけていただけるととても嬉しく、これからも頑張ろうと思うことができます。知識も技術もレベルの高い先輩方に囲まれ、毎日が勉強の日々ですが、1日でも早く先輩方へ追いつけるよう今後も精進していきたいです。
入社して今年で3年目を迎えます。救急検査課組織適合検査係として、主に移植に関わる組織適合性検査を行っています。HLAタイピングやリンパ球クロスマッチ、抗HLA抗体検査など、学生の頃には教科書に数ページしか記載されていなかった分野の検査を実施しており、入職してから毎日新しいことを覚えて、日々自分ができるようになった検査や業務が増えていくことが嬉しく、やりがいを感じながら働いています。組織適合性検査に関わっている検査技師は少ないため、自分にしかできない検査を行っているのだという責任感や緊張感がありますが、自信を持って検査できるようにこれからも励みます。
他にも採血業務や日直・宿直業務があります。当院では外来の患者さんの採血を臨床検査技師が行っているため、採血業務も大事な仕事の一つです。患者さんの負担を最小限にし、適切に採血するよう心がけています。宿日直業務では先輩方に丁寧に指導していただき、不安無く検査することができるようになってきたと思います。
できるようになったことが増えた一方で、勉強不足も感じており、自信を持って業務に当たるために知識や技術をたくさん習得できるよう努力していきます。
臨床検査技師として働き始めて2年目となりました。1年目はまず乳腺エコー検査を教えていただきましたが、初めはプローブの走査もうまくいかず、白黒の画像をみても何がなんだか分かりませんでした。同じように心エコーの研修を行っていた同期と、「私たちはエコーの検査がいつになったら出来るようになるのだろうか」と毎日のように話し、励まし合っていたことを覚えています。たくさんの先輩に教えていただきながら検査の件数を重ね、今では画像の意味が分かるようになり、1人で検査を行えるようになりました。
2年目となり現在は心エコーの研修をしています。今はまだ1人で検査を行うのは不安で、先輩の力を借りていますが、少しずつ思い通りの画像を描出できるようになってきました。日々の業務の中で成長を感じることができ、自信につながっています。
まだまだ技術、知識不足のなか、必死に毎日を過ごしていますが、仕事終わりに同期と話す時間、先輩方とたわいもない会話をする時間が、リフレッシュできる貴重な時間です。最近は、終業後同期と小一時間話すことが日課です。これが1日の楽しみであり頑張る源となっています。
上手くいかず落ち込むこともたくさんありますが、周りの人の支えもあり楽しみながら毎日過ごせています。知識豊富な先輩方からたくさんのことを学ぶことができる環境に感謝し、少しでも早く信頼される技師となれるよう、これからも知識技術の向上に努めていきたいと思います。
当院に入職して二年目となりました。私は、現在、成分分析課の血液検査係として、血算、凝固、顕微鏡による白血球分画、フローサイトメトリーなどの検査に携わっています。入職したてのころは、検査値の解釈や分類に迷う細胞など戸惑うことばかりでしたが、経験豊富な先輩方のご指導のおかげで自信をもって結果を返すことができるようになりました。特に医師から結果の解釈について相談されたときに、自分の考えを伝えて問題が解決した時には、とてもやりがいを感じます。
また、最近では、当直に入るようにもなりました。当院は高度救命救急センターが設置されているため、当直中にも重篤な患者さんが多く搬送されてきます。患者さんが多いということは、それだけ検査しなければならない検体も多くなります。そのため、私はミスをしないように一つの作業に集中することはもちろん、次に何をするかを考えて動くことを大切にしています。
一方、昨年の終わりから担当するようになったフローサイトメトリー検査では、知識不足を感じています。日々の業務で経験する症例が、いつも典型的な検査所見を示すとは限らないため、その症例で起こりえること、起こりえないことを頭に入れたうえで検査を行う必要があります。そのため、日々のルーチン業務を大切にし、知識を蓄えていきたいと思います。
また、学会や研修会に参加して、日々発展していく検査業務に対応できる技師を目指します。
私は臨床検査技師として働き始めて2年目になります。働き始めた頃は、新しい環境に慣れたり、多くの業務を覚えたりすることに必死で、検査技師としても社会人としても、自覚や覚悟が足りなかったと思います。しかしまわりの先輩方が、社会人としての正しい立ち振る舞いや言葉遣い、検査技師としての知識やスキルを、嫌な顔一つせず教えてくださいました。そのおかげで今の自分がいると思います。
そして2年目になると同時に、初めて後輩ができました。それはつまり、わからないことを質問する側から質問される側に変わったということです。その事実を自覚したとき、この人に聞けば大丈夫と思われる先輩になれるのだろうかと思わずドキッとしました。このまま先輩という立場になってはいけないと思い、曖昧に覚えている事や疑問に思う事などを明確にするようにしました。
今後、経験年数が長くなるにつれて責任のある業務が増えてくると思います。この人がいれば大丈夫、この人なら任せられる、と思われるような検査技師になりたいと考えています。そのために、周りの状況や人の動きを把握し、柔軟な対応ができるように精進したいと思います。
臨床検査技師として働き始めて2023年4月で三年目を迎えます。私は超音波診断課に所属しており、現在は生理検査の中でも主に心臓のエコー検査を担当しています。最初は心臓の病気に関することも分からないことや知らないことが多く、心臓を描出することも難しく感じました。検査ができるようになるのか不安なこともありましたが、優しく丁寧に教えてくださる先輩方に助けられ、現在は様々な症例の患者さんの検査を担当しています。しかし、まだまだ学ぶことも多く、研究会や学会などに参加して勉強しています。医師が行う検査のサポートにつくこともあり、循環器内科医や脳神経内科医の方々にも指導していただきながら知識を深めています。最近は心臓のエコー検査だけではなく、血管のエコー検査の勉強も始めました。早く先輩方みたいに検査ができるよう、日々の業務で経験を積んでいきたいと思います。
また、日当直業務もありますが、普段の業務とは違い主に検体検査を行います。検体検査に所属している同期の技師と比べるとまだ不慣れな部分もありますが、先輩方だけではなく同期の技師にも力を借りながら検査をしています。エコー検査、そして日当直業務においても早く一人前になれるよう、これからも努力していきたいです。