膵がん

診療科名:一般消化器外科、消化器内科

集学的治療の実施状況

消化器科、外科、麻酔科、病理部、放射線科、NSTが協力し集学的治療を行う。

消化器科

:各種画像診断で進達度診断、リンパ節転移診断を行い、ステージングを行う。手術適応のある患者には膵癌診療ガイドラインに基づき、治療法を選択する。胆道狭窄を伴う手術不能例に対し、ステント留置を行う。

手術

:膵頭十二指腸切除、膵尾部切除などの膵癌の切除を行う。切除不能膵癌で十二指腸狭窄を伴う場合にはバイパス術を考慮する。

放射線療法

:化学療法と併用する。徐痛目的で腹腔神経叢への浸潤に照射を行いQOLの向上を目指す。

化学療法

:ゲムシタビンを中心とした化学療法を行う。外来化学療法室を整備し、外来での化学療法を可能にしている。

NST

:医師、栄養士、薬剤師らによるチームで病状を把握し、栄養面をサポートする

準じているガイドライン名

膵癌診療ガイドライン(日本膵臓学会編)に準ずる

治療実績

一般消化器外科

治療内容 2021年 2022年
膵頭十二指腸切除術(開腹手術) 13 12
膵体尾部切除術(腹腔鏡下手術) 6 8
膵体尾部切除術(開腹手術) 0 0

 

消化器内科

治療内容 2021年度 2022年度
EUS-FNA 67 70