がん診療推進センター

子宮頸がん

診療科名:産婦人科、放射線科

集学的治療の概要

当院では子宮頸がんに対する集学的治療を実施しています。子宮頸がんは通常扁平上皮がんが多く、手術のほかに放射線治療や化学療法も有効です。腺がんは扁平上皮がんに比べると放射線や化学療法の効果はやや落ちるとされており、子宮温存治療は限定的に選択され、手術を主体に化学放射線治療などを組み合わせての治療となります。

子宮頸がんⅠA1期(浸潤3㎜以内)

子宮頸部円錐切除術(妊孕性温存希望の場合)
子宮全摘術(腹式、膣式、腹腔鏡補助下摘出など)

子宮頸がんⅠA2期(浸潤5㎜以内)

拡大子宮全摘術+骨盤内リンパ節郭清術
子宮頸部広汎切除術(準備中)

子宮頸がんⅠB1期(浸潤5㎜以上)

広汎子宮全摘術+骨盤内リンパ節郭清術±放射線治療
(再発高リスクの場合に放射線治療を追加)
(リンパ節転移がある場合化学放射線治療)
放射線単独治療
子宮頸部広汎切除術(準備中)

子宮頸がんⅠB2期~ⅡB期(浸潤5㎜以上腫瘍径4㎝以上~傍結合織浸潤)

広汎子宮全摘術+骨盤内リンパ節郭清術+放射線治療
(リンパ節転移がある場合化学放射線治療)
化学放射線治療±手術

子宮頸がんⅢA期~ⅢB期(膣の下方や骨盤壁浸潤)

化学放射線治療±手術

子宮頸がんⅣA~ⅣB期(他臓器へ浸潤転移)

手術、放射線治療、化学療法を組み合わせて治療

準じているガイドライン名

子宮頚がん治療ガイドライン(日本婦人科腫瘍学会編)

治療実績(初回治療)

2015年 2016年 2017年
子宮頸がん 初回治療総数 17名 23名 17名
ⅠA1期 手術(子宮頸部円錐切除術)
手術(子宮全摘術) 1 1 1
ⅠA2期 手術 1
ⅠB1期 手術 2 4 4
放射線治療 4
手術+放射線治療  4 3 1
手術+化学療法+放射線治療 1 1 2
ⅠB2期 放射線治療 1
化学療法+放射線治療 3
手術+化学療法+放射線治療 1
ⅡA 1期 手術+化学療法 1 1
手術+放射線治療 1 1
ⅡA 2期 放射線治療 1
ⅡB期 放射線治療 1
手術+放射線治療​ 1
化学療法+放射線治療 4 1
手術+化学療法+放射線治療  3
ⅢA期 放射線治療 1
化学療法+放射線治療 2
ⅢB期 放射線治療 1
ⅣA期 放射線治療 1
ⅣB期 手術+化学療法 1 1