大腸がん

診療科名:一般消化器外科、消化器内科

集学的治療の実施状況

消化器科、外科、放射線科、麻酔科、病理部、緩和ケアチーム、NSTチームが協力し集学的治療を行う。

消化器科

:各種画像診断、生検で確定診断と進達度診断、リンパ節転移診断を行い、正確なステージングを行う。
早期がん・粘膜癌に対し内視鏡的治療としては、EMR(内視鏡的粘膜切除術)、ESD(内視鏡的粘膜剥離術)を施行する。

外科

:主に腹腔鏡下手術を行い、早期の離床、退院を可能にしている。肝転移例に対しても積極的な肝切除を行う。

化学療法

:外来化学療法室を整備し、外来での化学療法を可能にしている。

NST

:医師、栄養士、薬剤師らによるチームで病状を把握し、栄養面をサポートする。高齢者に対しては、放射線科と協力し放射線治療も行う。

準じているガイドライン名

大腸癌治療ガイドライン(大腸癌研究会編)

大腸がん術後の生存率

治療実績

一般消化器外科

診断名 治療内容 2021年 2022年
直腸癌 ロボット手術 12 12
腹腔鏡下手術 27 22
開腹手術 8 14
診断名 治療内容 2021年 2022年
結腸癌 腹腔鏡下手術 92 100
開腹手術 36 29

消化器内科

診断名 治療内容 2021年度 2022年度
大腸癌(LST含む) 内視鏡的粘膜剥離術(ESD) 72 95