疾病を正しく診断し、質の高い医療を提供するためには、正確性の高い検査結果が必要です。
そのためには臨床検査室が検査技術の適格性を維持し、精度を保証できる検査結果を提供することが重要です。
ISO 15189は、血液検査、尿検査、心電図検査、超音波検査、病理検査、感染症関連検査などの臨床検査を行う検査室の品質と能力を第三者機関が認める国際規格です。
当院臨床検査科は2020年12月11日付でISO 15189の認定を取得しました。
認定を取得した検査室は、国際規格に適合した検査室として認められ、その検査結果は国際的に通用することを意味します。
認定を取得するにあたり、審査機関である日本適合性認定協会(JAB)からは「検査室として誠実に業務を遂行しようとする強い意志を感じた。検査要員の教育訓練に力を入れており、検査に対する知識や手技の力量は高いことを確認した。(一部抜粋)」との評価をいただきました。
今後も、迅速で信頼性の高い検査結果を提供し、臨床検査サービスのさらなる向上に努めます。
当院臨床検査科は、安心で安全な医療の提供につながる臨床検査室を目指し続けます。