渡航移植について

渡航移植について

当院では、2008年のイスタンブール宣言、我が国の「臓器の移植に関する法律(臓器移植法)」、日本移植学会倫理指針、ならびに平成30年に国際移植学会から公表された「臓器取引と移植ツーリズムに関するイスタンブール宣言2018年度版」に基づき、違法な渡航移植手術に関与しないことを厳格に方針として掲示しております。

すべての患者さんに対して、国内外を問わず、違法または倫理的に問題のある移植手術の実施や紹介は一切行いません。また、当院へご来院の際には、必ず正式な紹介状をご持参くださいますようお願い申し上げます。紹介状をお持ちでない場合、適切な診療や対応が難しい場合がございます。

私たちは、患者さんの安全と健康を最優先に考え、医療の倫理規範を遵守し、法令に従った適正な医療提供に努めております。違法な渡航移植に関与した場合、医師としての資格停止や法的措置の対象となる可能性があることも併せてご理解ください。

原則として、違法性のある臓器移植を受けられたと判断された場合、当院での診療をお断り申し上げます。

ご不明な点やご相談がございましたら、遠慮なく当院スタッフまでお尋ねください。皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。